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一条寛治のブログ

日本憲法と安全保障について考えるブログです。

美濃部憲法学を読む

美濃部達吉『憲法講話』 4.国家は権利能力の主体である

▼前回 美濃部達吉『憲法講話』 3.国家の特徴と定義 - 一条寛治のブログ 「法律上から見て、国家は一の法人であると申します。法人とは法律上の人といふことで、即ち法律上人と同一視せらるゝことを言ひ表はすのであります。前にも述べた通り、凡て団体は其れ…

美濃部達吉『憲法講話』 3.国家の特徴と定義

▼前回 美濃部達吉『憲法講話』 2.国家は一つの団体である - 一条寛治のブログ 「国家が一の団体であることは右述ぶる通であるが、是だけでは未だ国家の性質を明にしたものと言ふことは出来ぬ。国家の性質を明にするには、尚国家が他の総ての団体と区別せらる…

美濃部達吉『憲法講話』 2.国家は一つの団体である

▼前回 美濃部達吉『憲法講話』 1.国家の本質 - 一条寛治のブログ 「第一に国家は一の団体である。団体とは、簡単に言へば、共同の目的を以てする多数人の結合なりといふことが出来ます。単に多数人の集りが常に団体であるといふのではなく、或る共同の目的が…

美濃部達吉『憲法講話』 1.国家の本質

かつて美濃部達吉『憲法講話』(大正7年)の原文をそのまま記事にして投稿したことがあったが、国立国会図書館のホームページに行けば無料で読めるし、kindle版で再版されてもいる(先を越された)。そう考えると全く芸のないことをしたと思う。 同書が広く…

美濃部達吉『憲法講話』 序文(大正元年版/大正7年版)

序 明治四十四年の夏余は文部省の開催せる中等教員夏期講習会に於て帝国憲法の大要を講話するの委嘱を受け、七月の末より八月の初に亘り前後約十回を以て其の講話を終れり。当時聴講者諸氏の其の筆記を公にせんことを希望せらるるもの多かりしを以て、爾来其…