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国家とは何だろうか

日本憲法と安全保障について考えるブログです。

【憲法小論】12.国家と政体を図で表すとこうなる

憲法小論

 憲法とは、国家の組織及び作用に関する基礎法である。

 国家の組織とは政体のことであり、各国の政体は、各国の歴史的事実によって異なる。

 

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  国家の政体は第一に、君主の有無によって君主政共和政とに区別する。

 君主とは、世襲制の独任機関であり、選挙に依らず血統に基き当然にその地位に即くのである。

 

 君主政は更に専制君主政と制限君主政とに分かれ、後者は封建的君主政と立憲君主政とに分かれる。ここでは専制君主立憲君主とを比較する。

 専制君主政とは、君主(又は君主の政府)が法律上の最高機関であり、政治上の最高機関でもある政体をいう。前者は法を執行する権力の最高の源泉を意味し、後者は法を制定する権力の最高の源泉を意味する。君主は親ら法を定め、執行するのである。

 立憲君主政とは、君主が法律上の最高機関であり、議会が政治上の最高機関であり、即ち法を執行する機関と制定する機関とを、君主と議会とで分掌する政体をいう。

 

 

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 共和政とは、君主のいない政体をいい、貴族政寡頭政民主政に区別される。

 法律上の最高機関が、血統に基く特権階級であるものを貴族政、法律上限定された少数者であるものを寡頭政、国民全体であるものを民主政という。

 

 民主政では、法律上の最高機関が国民であり、政治上の最高機関は議会である。

 民主政は、更に大統領制半大統領制に区別できる。

 半大統領制は、立憲君主政に形が似ており、実際ドイツ、フランス、ロシア等かつての君主国で採用されている。

 

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